どのように災害(さいがい)にそなえるか、避難(ひなん)するか、正しく理解(りかい)しましょう。大雨(おおあめ)や大地震(だいじしん)など、自然災害(しぜんさいがい)にそなえましょう。

くわしいことは2・3ページで。

そなえる
 災害(さいがい)がおきたすぐ後は、食料(しょくりょう)や日用品(にちようひん)が買えなくなるかもしれません。ふだんから必要(ひつよう)なたくわえをしておきましょう。

たくわえる物の点検(てんけん)
□飲み水(1人3日分で9Lは必要(ひつよう))
□食べもの(インスタント食品(しょくひん)や缶詰(かんづめ)など)
□トイレパック(1人3日分で15個(こ))

たくわえる量(りょう)は最低(さいてい)3日分

非常持出品(ひじょうもちだしひん)の点検(てんけん)
□懐中電灯(かいちゅうでんとう)・ランタン
□携帯(けいたい)ラジオ
□大切な物(現金(げんきん)、預貯金通帳(よちょきんつうちょう)、印鑑(いんかん)、健康保険証(けんこうほけんしょう)など)
□マスクや体温計(たいおんけい)など衛生(えいせい)のためのもの
□そのほか、自分たちの生活(せいかつ)に必要(ひつよう)なもの

非常持出袋(ひじょうもちだしぶくろ)に入れて、準備(じゅんび)

調(しら)べる
 家のまわりの災害(さいがい)リスク、いつ、どこへ、どのように避難(ひなん)するか、前もって確認(かくにん)しておきましょう。

避難(ひなん)する
 災害(さいがい)がおきたら、状況(じょうきょう)におうじた避難(ひなん)をしてください。

ローリングストック※も大切です

図の文言
ローリングストック
そなえる
食べる
買う

※ふだんから多めに食料(しょくりょう)を買って、使った分だけ買い足します。


「はまっ子どうし The Water1ケース(500mL24本入り)」をプレゼントします。

ちゅうせんで10名の人にプレゼント

もうしこみ方
はがきに郵便番号(ゆうびんばんごう)、住所(じゅうしょ)、名前(ふりがなをつける)、電話番号(でんわばんごう)、年代(ねんだい)(例(れい):〇歳代(さいだい))を書いて、〒231-0005 中区(なかく)本町(ほんちょう)6-50-10 水道局(すいどうきょく)公民連携推進課(こうみんれんけいすいしんか) 「はまっ子どうし The Water」プレゼント係(がかり)に、10月9日(金よう)までにつくように送ってください。
【きくところ】水道局(すいどうきょく)公民連携推進課(こうみんれんけいすいしんか) TEL:045-671-3085 FAX:045-212-1169

※もうしこみは、1人1回だけです。当たった人に、賞品(しょうひん)を送ります。



国勢調査(こくせいちょうさ)2020

10月1日は国勢調査(こくせいちょうさ)

インターネット回答(かいとう)に協力(きょうりょく)してください!

24時間いつでも、かんたんで便利(べんり)です。回答(かいとう)データは暗号化(あんごうか)されて、まもられます。
調査書類(ちょうさしょるい)(IDなど)がくばられる期間(きかん) 	9月14日(月よう)~9月30日(水よう)
インターネットで回答(かいとう)する期間(きかん) 	9月14日(月よう)~10月7日(水よう)

回答(かいとう)サイトはこちら


災害(さいがい)にしっかりそなえて、命(いのち)をまもろう
横浜市長(よこはましちょう)
林 文子(はやし ふみこ)

 今年7月に、九州(きゅうしゅう)、中部地方(ちゅうぶちほう)、東北地方(とうほくちほう)など、広い地域(ちいき)で、大雨(おおあめ)による川のはんらんや、土砂崩(どしゃくず)れがおきて、大変な被害(ひがい)が出ました。最近(さいきん)では、こういう記録的(きろくてき)な大雨(おおあめ)や、台風(たいふう)などの被害(ひがい)が、日本のあちこちでたくさんおきています。
 横浜市(よこはまし)でも去年の秋の台風(たいふう)で、海のそばの護岸(ごがん)や港の設備(せつび)がこわれました。住宅(じゅうたく)に被害(ひがい)が出て、がけ崩(くず)れもおきました。横浜市(よこはまし)は、被害(ひがい)にあった市民(しみん)や事業者(じぎょうしゃ)のみなさんを支援(しえん)するために、全力(ぜんりょく)でとりくみました。金沢区(かなざわく)福浦(ふくうら)・幸浦(さちうら)では、これからの高潮(たかしお)・高波(たかなみ)にそなえて、消波(しょうは)ブロックを置いたり、護岸(ごがん)を高くしたりしました。
 災害(さいがい)のときに、新型(しんがた)コロナウイルス感染防止(かんせんぼうし)対策(たいさく)をどうするか、その計画(けいかく)もしっかり進(すす)めています。自分の家の中で避難(ひなん)したり、安全(あんぜん)な場所(ばしょ)にある親戚(しんせき)や友だちの家に避難(ひなん)したりするのがむずかしいこともあるでしょう。そんなときは、まよわないで、市(し)の避難所(ひなんじょ)へ行ってください。避難所(ひなんじょ)には、アルコール消毒液(しょうどくえき)やマスクなど、感染防止(かんせんぼうし)のための用意があります。また感染防止(かんせんぼうし)についてのパンフレットをつくり、地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん)を開く人や運営(うんえい)するみなさんにくばっています。避難所(ひなんじょ)で人がこみあわないように、避難所(ひなんじょ)の数(かず)をふやしたり、避難(ひなん)スペースを広げたりしています。
 横浜市(よこはまし)は、市民(しみん)のみなさんの命(いのち)とくらしをまもるために、これからも全力(ぜんりょく)でとりくみます。災害(さいがい)はいつおきるかわかりません。みなさんも、自分の命(いのち)、大切な人の命(いのち)をまもるために、ハザードマップで家の近くの危険(きけん)なところや、避難(ひなん)する道すじをたしかめてください。避難(ひなん)のとき持っていくものも、準備(じゅんび)しておきましょう。ふだんから、しっかり用意しておいてください。

 
風水害(ふうすいがい)と地震(じしん)
 災害(さいがい)の種類(しゅるい)やそのときの状況(じょうきょう)に合わせて、避難(ひなん)を考えましょう。自分がいつ、どこに避難(ひなん)すればいいのか、またふだんからから何をそなえておけばいいのか、前もって調べておきましょう。

避難(ひなん)の考え方を理解(りかい)し、ふだんからそなえておきましょう

風水害(ふうすいがい)

被害(ひがい)が出る前に

地域(ちいき)の危険性(きけんせい)を知る
 ハザードマップなどで、自分の家のまわりが土砂災害警戒区域(どしゃさいがいけいかいくいき)や洪水浸水想定区域(こうずいしんすいそうていくいき)に入っているかどうか、調(しら)べておきましょう。

いつ避難(ひなん)するか、を確認(かくにん)する
 台風(たいふう)や大雨(おおあめ)などは、どんなコースでいつ来るか、またどのくらいひどいかが予測(よそく)できます。近づいてきたときどうするか、計画(けいかく)を立てておけば、すぐ避難(ひなん)することができます。
 前もって、ひとりひとりが、どのように避難(ひなん)するか、行動計画(こうどうけいかく)(マイ・タイムライン)をつくりましょう。
 マイ・タイムラインは、横浜市(よこはまし)ウェブページからダウンロードできます。

横浜市 マイ・タイムライン  検索(けんさく)

警戒(けいかい)レベルごとの情報提供(じょうほうていきょう)
警戒(けいかい)レベル5
災害(さいがい)がおきているという情報(じょうほう)
警戒(けいかい)レベル4
避難勧告(ひなんかんこく)、避難指示(ひなんしじ)(緊急(きんきゅう))
「危険(きけん)なところから、全員(ぜんいん)避難(ひなん)する」という情報(じょうほう)
警戒(けいかい)レベル3
避難準備(ひなんじゅんび)・高齢者(こうれいしゃ)などは避難(ひなん)を始める
「お年よりや避難(ひなん)に時間がかかる人は、危険(きけん)なところから全員(ぜんいん)避難(ひなん)し、そのほかの人は避難(ひなん)の準備(じゅんび)をする」という情報(じょうほう)
警戒(けいかい)レベル2
洪水注意報(こうずいちゅういほう)、大雨注意報(おおあめちゅういほう)など
警戒レベル(けいかい)1
早期注意情報(そうきちゅういじょうほう)

避難行動(ひなんこうどう)とは?
 避難(ひなん)とは、安全(あんぜん)を確保(かくほ)することです。市(し)などが用意する避難場所(ひなんばしょ)へにげることだけではありません。
 また風水害(ふうすいがい)のときに開かれる避難場所(ひなんばしょ)は、地震(じしん)のときの避難場所(ひなんばしょ)とはちがうことがあります。前もって、自分の区(く)のウェブページなどで見ておきましょう。

水平避難(すいへいひなん)
 安全(あんぜん)な場所(ばしょ)へ行くことです。決まっている避難場所(ひなんばしょ)、近くの高い場所(ばしょ)、土砂災害警戒区域(どしゃさいがいけいかいくいき)の外の親戚(しんせき)の家など。

垂直避難(すいちょくひなん)
 しっかりした建物の2階(かい)以上、また近くの高い建物に避難(ひなん)します。

横浜市 風水害時に開設される避難場所  検索(けんさく)


横浜市(よこはまし)に大きな台風(たいふう)が来たとき、大雨(おおあめ)になったとき

災害(さいがい)がおきたら

実際(じっさい)に避難(ひなん)する
●住んでいる地域(ちいき)の警戒(けいかい)レベルが3や4になったら、避難行動(ひなんこうどう)をとりましょう。
●防災情報(ぼうさいじょうほう)Eメールやテレビなどで、災害情報(さいがいじょうほう)を集めてください。

横浜市 防災情報Eメール  検索(けんさく)

●避難勧告(ひなんかんこく)などが出ていなくても、まわりの状況(じょうきょう)を見て、適切(てきせつ)な避難行動(ひなんこうどう)をとりましょう。
●ほんとうに危ないときは、建物の中の安全(あんぜん)な場所(ばしょ)へ移動(いどう)してください。これを屋内退避(おくないたいひ)といいます。

屋内退避(おくないたいひ)(しゃ面と反対側(はんたいがわ))
 建物の中の安全(あんぜん)なところへ行く(しゃ面など危ないところの反対側(はんたいがわ)の2階(かい)以上)


地震(じしん)

被害(ひがい)が出る前に

避難所(ひなんじょ)(地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん))をたしかめる
 市内(しない)の1か所(しょ)でも震度(しんど)5強(きょう)の地震(じしん)を観測(かんそく)すると、ぜんぶの避難所(ひなんじょ)(地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん))が開かれます。自分の区(く)のウェブページなどで、避難所(ひなんじょ)(地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん))の場所(ばしょ)をたしかめておきましょう。

横浜市(よこはまし)で震度(しんど)5強(きょう)以上の地震(じしん)がおきたら

地震(じしん)がおきたら

自分の家やまわりの被害(ひがい)を調(しら)べる
 自分の家や近くで、火事になったり、建物がたおれたりしていますか(自分の家で生活するのはむずかしいですか)?

はい
避難所(ひなんじょ)(地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん))へ行く
 家がこわれたり、火事になったりして、住めなくなったら、しばらくの間、避難所(ひなんじょ)(地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん))で避難生活(ひなんせいかつ)をすることができます。
 新型(しんがた)コロナウイルス感染症(かんせんしょう)などの状況(じょうきょう)も見て、安全(あんぜん)なところにある親戚(しんせき)の家や、友だちの家に、避難(ひなん)できるかどうか、前もっていろいろ考えておきましょう。

いいえ
在宅避難(ざいたくひなん)
 自分の家で生活をしましょう。必要(ひつよう)なものや情報(じょうほう)は、避難所(ひなんじょ)(地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん))でもらえます。


避難(ひなん)するときの注意
避難(ひなん)した場所(ばしょ)では、おたがいに気をつかって、協力(きょうりょく)して生活することが大切です。ふだんから非常持出袋(ひじょうもちだしぶくろ)に食料(しょくりょう)や生活に必要(ひつよう)なものを入れて用意しておいて、避難(ひなん)するときに必(かなら)ず持っていきましょう。

新型(しんがた)コロナウイルス感染症(かんせんしょう)を予防(よぼう)するために、手洗(てあら)いや、せきエチケットを行いましょう。これは、自分だけでなく、まわりの人たちの命(いのち)をまもる大切なことです。体温計(たいおんけい)やマスクなども準備(じゅんび)しておきましょう。

横浜市(よこはまし)の避難所(ひなんじょ)(地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん))で感染症(かんせんしょう)対策(たいさく)をどのように行うかについて、くわしいことは、ウェブページの『新型(しんがた)コロナウイルス感染症(かんせんしょう)を踏(ふ)まえた地域防災拠点(ちいきぼうさいきょてん)の開設(かいせつ)・運営(うんえい)のポイント』を見てください。

横浜市 避難所における新型コロナウイルス対応  検索(けんさく)

【きくところ】
避難所運営(ひなんじょ うんえい)・ハザードマップについて 総務局(そうむきょく)避難等支援担当(ひなんとうしえんたんとう) TEL:045-671-2011 FAX:045-641-1677
避難行動(ひなんこうどう)(マイ・タイムライン)について 総務局(そうむきょく)地域支援担当(ちいきしえんたんとう) TEL:045-671-3456 FAX:045- 641-1677

 
災害(さいがい)から自分をまもるためには、ふだんからのそなえが大切です

自分の家を地震(じしん)や火事(かじ)からまもりましょう


地震対策(じしんたいさく)

けがをしたり、にげおくれたりしないために、家具(かぐ)がたおれないようにしておきましょう。
 家具(かぐ)や家電(かでん)がたおれると、けがをしたり、にげられなくなったりします。電気から火事になることもあります。自分と家族の命(いのち)をまもるために、転倒防止器具(てんとうぼうしきぐ)(家具(かぐ)がたおれないようにする器具(きぐ)をとりつけることも役立(やくだ)ちます。

転倒防止器具(てんとうぼうしきぐ)のとりつけ作業(さぎょう)が無料(むりょう)になります
 家に住んでいる人全員(ぜんいん)が、下の1~6のどれかにあてはまる世帯(せたい)に、無料(むりょう)で転倒防止器具(てんとうぼうしきぐ)をとりつけます(器具(きぐ)は自分で買ってください)。

1 65歳(さい)以上
2 身体障害者手帳(しんたいしょうがいしゃてちょう)を持っている
3 愛(あい)の手帳(てちょう)を持っている
4 精神障害者保健福祉手帳(せいしんしょうがいしゃ ほけんふくしてちょう)を持っている
5 介護保険法(かいごほけんほう)による要介護(ようかいご)、要支援(ようしえん)の認定(にんてい)をうけている
6 中学生以下(いか)

※「中学を卒業(そつぎょう)した人」から「64歳(さい)以下(いか)の人」では、2~5のどれかにあてはまらないと、この制度(せいど)を使えません。
※前にこの制度(せいど)を使った人は、もうしこめません。
【もうしこみ】11月30日(月よう)まで(早い人から順番(じゅんばん)にうけつけます)

【きくところ】
転倒防止器具(てんとうぼうしきぐ)の種類(しゅるい)や器具(きぐ)の無料(むりょう)とりつけサービスについて
横浜市(よこはまし)まちづくりセンター TEL:045-262-0667 FAX:045-315-4099
家具(かぐ)の転倒防止(てんとうぼうし)についての相談(そうだん) 
総務局(そうむきょく)地域防災課(ちいきぼうさいか) TEL:045-671-3456 FAX:045-641-1677


火災対策(かさいたいさく)

地震火災(じしんかさい)をふせぐために、感震(かんしん)ブレーカーをとりつけましょう
 地震(じしん)でおきる火事(かじ)は、電気によっておこることが多いです。「感震(かんしん)ブレーカー」は、地震(じしん)で大きくゆれたときに、自動的(じどうてき)に電気をとめて、電気火災(かさい)をふせぎます。
 このうち、感震(かんしん)ブレーカー(簡易(かんい)タイプ)は、とりつけがかんたんで、ねだんの安い器具(きぐ)もたくさんあります。ぜひ、この機会(きかい)に感震(かんしん)ブレーカーのとりつけを考えてください。

【きくところ】総務局(そうむきょく)地域防災課(ちいきぼうさいか)
TEL:045-671-3456 FAX:045-641-1677

キャプション
分電盤(ぶんでんばん)にとりつける簡易(かんい)タイプの感震(かんしん)ブレーカーの例(れい)

火事になりにくい建物にすれば、あなたの家とまちに火が広がるのをふせげます。
 大きな地震(じしん)がおきて、木の家が集まったところで火事になると、どんどん燃(も)え広がって、大きな被害(ひがい)が出ます。建物を建てかえるとき、火に強い「耐火性(たいかせい)のある建物」にしましょう。自分の家だけでなく、となりの家や、まち全体(ぜんたい)が燃(も)えにくくなって、全体(ぜんたい)の被害(ひがい)を小さくできます。

耐火性(たいかせい)のある建物
●建物の柱(はしら)・はり・壁(かべ)などが燃えない材料(ざいりょう)でおおわれている。
●窓(まど)や戸(と)などに防火設備(ぼうかせつび)が用意されている。

横浜市 まちの不燃化  検索(けんさく)

【きくところ】都市整備局(としせいびきょく)防災(ぼうさい)まちづくり推進課(すいしんか) TEL:045-671-3595 FAX:045-663-5225