いまになって聞けない感染対策(かんせんたいさく)の基礎知識(きそちしき)

マスクのつけ方
 どんな素材(そざい)のマスクかによって、効果(こうか)がちがいます。とくにほかの人と距離(きょり)が近くなるところでは、不織布(ふしょくふ)のマスクを顔に合わせてしっかりつけましょう。
※体のぐあいなどによってマスクができない人は、せきが出たらハンカチなどでおさえる「せきエチケット」をしっかり行ってください。

三密(さんみつ)にならないように
1~2m以上の距離(きょり)がとりにくいときは、とくに注意!
●人が集まる商業施設(しょうぎょうしせつ)や交通機関(こうつうきかん)を利用(りよう)するなら、すいている時間に
●なるべくおしゃべりをしない
●換気(かんき)がよくないと感じる場所(ばしょ)へは行かない(飲食店(いんしょくてん)なども)

こまめに手をあらう
 手についたウイルスの量(りょう)は、水道(すいどう)から水を出して15秒あらうと100分の1になります。そのときせっけんを使って10秒こすってあらうと、10,000分の1になります。家に帰ったきや、食べたり飲んだりする前に手をあらうと効果(こうか)があります。

換気(かんき)について
 何人かの人が集まるところでは、30分に1回(かい)以上、2つの方向(ほうこう)の窓(まど)を数分間(すうふんかん)いっぱいに開(あ)けて、空気を入れかえます。窓(まど)が1つの方向(ほうこう)にしかなかったら、入り口のドアを開(あ)けます。


横浜市(よこはまし)で新型(しんがた)コロナについてきくところ
1日24時間いつでも
横浜市(よこはまし)新型(しんがた)コロナウイルス感染症(かんせんしょう)コールセンター(帰国者(きこくしゃ)・接触者(せっしょくしゃ)相談(そうだん)センター)
TEL:045-550-5530 FAX:045-846-0500

ワクチン接種(せっしゅ)についてきくところ
TEL:0120-045-070(9:00~19:00 土よう・日よう・祝日(しゅくじつ)・休日(きゅうじつ)もOKです)
FAX:050-3588-7191 ※耳の不自由(ふじゆう)な人のためのFAX番号(ばんごう)です。

「広報(こうほう)よこはま」には、イベントのお知らせがあります。どのイベントでも新型(しんがた)コロナウイルス感染症(かんせんしょう)が広がらないように対策(たいさく)をしています。参加(さんか)するときは、指示(しじ)をまもって、感染症対策(かんせんしょうたいさく)に協力(きょうりょく)してください。

新型(しんがた)コロナについての情報(じょうほう)は2ページを見てください


市民(しみん)のみなさんへ
 ワクチン接種(せっしゅ)をしたい人全員(ぜんいん)に接種(せっしゅ)を終わらせる時期(じき)は、前の目標(もくひょう)より1か月早くしました。接種率(せっしゅりつ)は前の計画(けいかく)よりおよそ10ポイント高くしました。10月の終わりまでには、接種(せっしゅ)したい市民(しみん)のみなさん全員(ぜんいん)に2回(かい)の接種(せっしゅ)を終わらせるみこみです。そうすると、接種(せっしゅ)を受(う)けた人の割合(わりあい)は80%になります。企業(きぎょう)や商店街(しょうてんがい)のみなさんに協力(きょうりょく)してもらって、10月から市全体(しぜんたい)で、ワクチン接種(せっしゅ)をよびかけるキャンペーンをしています。また、これからの感染(かんせん)の広がりも考えて、感染症(かんせんしょう)にかかって家で療養(りょうよう)する人たちのために、抗体(こうたい)カクテル療法(りょうほう)にとりくみます。新しい「コロナ専門病院(せんもんびょういん)」をつくる準備(じゅんび)もしています。
 横浜(よこはま)の経済(けいざい)をまた元気にするとりくみもしています。泊(とま)りがけ旅行(りょこう)の商品(しょうひん)につけるクーポンや、助成(じょせい)つき日帰(ひがえ)り旅行(りょこう)を10月15日からまた始めました。12月からは「レシ活(かつ)チャレンジ」を新しく始めます。これは、レシートを使って、市内(しない)の飲食店(いんしょくてん)にしはらった金額(きんがく)にあわせて、ポイントを受(う)けとれるしくみです。これからも、きびしい状況(じょうきょう)にある事業者(じぎょうしゃ)のみなさんをしっかり支援(しえん)していきます。
 市民(しみん)のみなさんの命(いのち)とくらしをまもりながら、横浜(よこはま)の経済(けいざい)をまた元気にしていくためには、これからやってくると思われる第(だい)6波(は)の感染者(かんせんしゃ)を少しでも少なくすることがとても重要(じゅうよう)です。秋になって、お出かけの機会(きかい)がふえるでしょう。ワクチンを2回(かい)接種(せっしゅ)した人でもコロナウイルスに感染(かんせん)する「ブレイクスルー感染(かんせん)」もあります。またこれからはインフルエンザにも注意しなくてはなりません。みなさん、気をゆるめないでください。しっかり感染症対策(かんせんしょうたいさく)をして、健康(けんこう)でじゅうじつした秋をすごしてください。

横浜市長(よこはましちょう)
山中竹春(やまなか たけはる)





 
新型(しんがた)コロナウイルス感染症(かんせんしょう)について

10月14日時点の情報(じょうほう)にもとづくお知らせです。
横浜市 新型コロナ  検索(けんさく)

ワクチン接種(せっしゅ)について
まだ予約(よやく)していない人へ
【集団接種会場(しゅうだんせっしゅかいじょう)】
 11月から2回(かい)接種(せっしゅ)の予約(よやく)ができる会場(かいじょう)はつぎの5か所(しょ)になります。受付(うけつ)けする集団接種会場(しゅうだんせっしゅかいじょう)の数(かず)が少なくなりますから、接種(せっしゅ)を希望(きぼう)する人は、ぜひ今のうちに予約(よやく)してください。
 予約(よやく)に空(あ)きがあるときは、その日の接種(せっしゅ)も、市(し)の予約専用(よやくせんよう)サイト(WEB)・市(し)LINE公式(こうしき)アカウントで予約(よやく)できます。

区(く)
会場(かいじょう)
1回目(かいめ)接種(せっしゅ)の日時(にちじ)(11月)(ふつう2回目(かいめ)は1回目(かいめ)接種(せっしゅ)の3週間後)
鶴見(つるみ)
鶴見公会堂(つるみこうかいどう)
4(木よう)、11(木よう)	16:45~19:15
6(土よう)	9:45~12:00
13(土よう)	9:45~15:30
南(みなみ)
南公会堂(みなみこうかいどう)
3(水よう・祝日(しゅくじつ))、10(水よう)	16:45~18:45
6(土よう)、13(土よう)	13:15~18:45
港北(こうほく)
慶應義塾(けいおうぎじゅく) 日吉(ひよし)キャンパス 協生館(きょうせいかん)2階(かい)
3(水よう・祝日(しゅくじつ))、10(水よう)	16:45~19:30
4(木よう)、11(木よう)	16:45~19:30
6(土よう)、13(土よう)	13:45~16:30
戸塚(とつか)
戸塚(とつか)スポーツセンター
4(木よう)、11(木よう)	16:45~19:30
13(土よう)	13:45~16:30
14(日よう)	9:45~12:30
瀬谷(せや)
瀬谷区総合庁舎(せやくそうごうちょうしゃ)
(瀬谷区役所(せやくやくしょ))5階(かい)
6(土よう)	13:15~19:15
7(日よう)	9:45~15:45
13(土よう)	14:30~17:30
 集団接種(しゅうだんせっしゅ)などの予約(よやく)について、くわしいことはウェブページで見てください。

横浜市ワクチン 予約  検索(けんさく)

【医療機関(いりょうきかん)での個別接種(こべつせっしゅ)】
 11月から接種(せっしゅ)しようとする人の人数(にんずう)に合わせて、しばらくの間、接種(せっしゅ)をする病院などをおよそ450か所(しょ)にします。12歳(さい)から15歳(さい)の人への接種(せっしゅ)にとりくむ医療機関(いりょうきかん)を中心にして、接種(せっしゅ)をすすめていきます。予約(よやく)ができる医療機関(いりょうきかん)の情報(じょうほう)は、市(し)のウェブサイトで見てください。それぞれの医療機関(いりょうきかん)の案内(あんない)にしたがって予約(よやく)してください。

横浜市ワクチン 個別接種  検索(けんさく)

新型(しんがた)コロナワクチン3回目(かいめ)の追加接種(ついかせっしゅ)について
 厚生労働省(こうせいろうどうしょう)は、2回(かい)の接種(せっしゅ)が終わってからおよそ8か月以上たった後、3回目(かいめ)の接種(せっしゅ)をするという案(あん)を出しました。横浜市(よこはまし)では、これにもとづいて、どのように行うか計画(けいかく)をたてています。
 国の考えに合わせて、どのように行うか決まったら、みなさんにお知らせします。


新型(しんがた)コロナウイルスについての9月補正予算(ほせいよさん)が決まりました

 9月の補正予算(ほせいよさん)では、どのようにワクチン接種(せっしゅ)や検査(けんさ)をしっかり行うか、どのように市内(しない)の飲食店(いんしょくてん)にお客さんをよぶかなど、状況(じょうきょう)を見ながら、すぐにしなくてはならない事業(じぎょう)にとりくんでいきます。 

新型(しんがた)コロナウイルスワクチン接種(せっしゅ)
 接種(せっしゅ)をいっそう速くすすめていくために、接種(せっしゅ)を行うしくみを強くし、いろいろなライフスタイルに合わせた接種(せっしゅ)をします。

抗体(こうたい)カクテル療法(りょうほう)などへの支援(しえん)
 感染(かんせん)して自分の家ですごす人たちに、早く薬(くすり)を打って、重症(じゅうしょう)にならないようにします。協力(きょうりょく)する病院などが抗体(こうたい)カクテル療法(りょうほう)ができるように支援(しえん)します。

重症(じゅうしょう)・中等症(ちゅうとうしょう)の患者(かんじゃ)さんなどの入院(にゅういん)受(う)けいれをすすめる
 入院(にゅういん)が必要(ひつよう)な陽性(ようせい)の患者(かんじゃ)さんなどがすぐに入院(にゅういん)できるように、受(う)けいれる病院(びょういん)に支援金(しえんきん)を出します。

市内(しない)飲食店(いんしょくてん)などにお客(きゃく)さんをよぶ
 ワクチン接種(せっしゅ)がすすんで、外で食事をしたり、買い物をしたりしたい人がふえるでしょう。そういう人たちに市内(しない)の飲食店(いんしょくてん)やお店に来てもらえるようにとりくみます。

病院に行って受診(じゅしん)しやすい体制(たいせい)を強化(きょうか)する
しっかり検査(けんさ)ができるようにする
クラスター予防(よぼう)をしっかりできるようにする
芸術(げいじゅつ)と文化(ぶんか)を支援(しえん)する
安心・安全(あんぜん)な横浜(よこはま)MICEが開けるようにお金を補助(ほじょ)する
救急活動(きゅうきゅうかつどう)の資金(しきん)を出す

ワクチン接種促進(せっしゅそくしん)キャンペーン
 もっと多くのわかい人たちにワクチンを接種(せっしゅ)してもらうために、2回(かい)接種(せっしゅ)した人に対するキャンペーンを行っています。
【期間(きかん)】2022年3月31日(木よう)まで
【参加(さんか)のしかた】キャンペーンサイトでお知らせします。くわしいことは横浜市(よこはまし)の新型(しんがた)コロナ特設(とくせつ)ページを見てください。

 
おたがいに尊重(そんちょう)して、いっしょに生きる社会(しゃかい)をめざして

 12月4日~10日は人権週間(じんけんしゅうかん)です。2か月にわたって、人権(じんけん)について特集(とくしゅう)します。これをきっかけに人権(じんけん)について考えてみませんか。

人権特集(じんけんとくしゅう)は12月号(ごう)へつづきます


性(せい)のありかたは人それぞれ
 男性(だんせい)は「男性(だんせい)らしく」、女性(じょせい)は「女性(じょせい)らしく」して、「異性(いせい)をすき」になって、恋愛(れんあい)することだけが「あたり前」だ、「ふつう」だ、と考えていませんか。
 人それぞれ性格(せいかく)がちがうように、性(せい)についても、単純(たんじゅん)に「男性(だんせい)」と「女性(じょせい)」に分けられるものではありません。「からだの性(せい)(戸籍(こせき)に書かれた性別(せいべつ))」、「こころの性(せい)(自分がそう感じている性別(せいべつ))」、「性的指向(せいてきしこう)(すきになる相手(あいて)の性別(せいべつ))」などは、すべての人にとって性(せい)の大切な部分(ぶぶん)です。これらの組みあわせは、いろいろです。ひとりひとり、それぞれに性(せい)のありかたがあります。LGBTなど性的少数者(せいてきしょうすうしゃ)だけでなく、私たちみんなが、いろいろな性(せい)の当事者(とうじしゃ)です。
 ひとりひとり、みんながちがうという多様性(たようせい)をみとめ合って、だれでも「自分らしく」いきいきとした生活(せいかつ)ができる社会(しゃかい)になるように、性(せい)の多様性(たようせい)を知ることから始めませんか。

横浜市(よこはまし)では、性的少数者等支援(せいてきしょうすうしゃとうしえん)(LGBTなどの支援(しえん))をしています
◆個人(こじん)で受(う)けられる専門相談(せんもんそうだん))「よこはまLGBT相談(そうだん)」
かならず電話で予約(よやく)してください。
 月2回(かい)じっさいに会って話す相談(そうだん)を受(う)けつけます。
【予約(よやく)のための番号(ばんごう)】NPO法人(ほうじん)SHIP TEL:045-594-6160

◆交流(こうりゅう)スペース「FriendSHIPよこはま」
予約(よやく)なしでOKです。
 月2回(かい) 【きくところ】NPO法人(ほうじん)SHIP  TEL:045-577-2150

◆パートナーシップ宣誓制度(せんせいせいど) 
かならず予約(よやく)してください。
 【きくところ】市民局(しみんきょく)人権課(じんけんか) TEL:045-671-2718

【きくところ】市民局(しみんきょく)人権課(じんけんか) TEL:045-671-2718 FAX:045-681-5453


みんなでつくろう!体罰(たいばつ)がない社会(しゃかい)
 2021年10月に「横浜市(よこはまし)子供(こども)を虐待(ぎゃくたい)から守(まも)る条例(じょうれい)」が改正(かいせい)されました。体罰(たいばつ)は法律(ほうりつ)で禁止(きんし)されています。それにしたがって、虐待(ぎゃくたい)や体罰(たいばつ)などで、子どもの品位(ひんい)が傷(きず)つけられることがないように、すべての子どもがひとりの人間として大切にされ、すこやかに成長(せいちょう)することが、つけ加(くわ)えられました。

◆なぜ体罰(たいばつ)はいけないの?
 体罰(たいばつ)は子どもの成長(せいちょう)・発達(はったつ)に悪い影響(えいきょう)をあたえます。それは科学的(かがくてき)にも明(あき)らかです。くりかえして体罰(たいばつ)などをうけると、心にも体にも、いろいろな悪い影響(えいきょう)が出る可能性(かのうせい)があります。
 子どもの年齢(ねんれい)に合わせて、どうすればよいのか、ことばや、見本(みほん)で、子どもにわかるように説明(せつめい)する必要(ひつよう)があります。

◆ひとりで抱(かか)えないで!地域全体(ちいきぜんたい)で子育(こそだ)てをしよう
 子育(こそだ)てのむずかしさは、個人(こじん)の問題(もんだい)ではなく、地域社会(ちいきしゃかい)全体(ぜんたい)のこととして考えましょう。保護者(ほごしゃ)は、ひとりぼっちだと思ったり、子育(こそだ)てがとても大変(たいへん)だと感じたりしているかもしれません。そういう保護者(ほごしゃ)をささえながら、地域(ちいき)で子どもを育(そだ)てていくという気持ちが大切です。
 すべての子どもたちが、いきいきと自立(じりつ)した大人(おとな)になれるように、子どもにとって最(もっと)もよいことを考え、社会全体(しゃかいぜんたい)で体罰(たいばつ)などがない子育(こそだ)てを広げていきましょう。

こども虐待(ぎゃくたい)についての相談(そうだん)・通報(つうほう)は…
よこはま子ども虐待(ぎゃくたい)ホットライン
TEL:0120-805-240
1日24時間、1年中いつでも

LINEでの相談(そうだん)は…
かながわ子ども家庭(かてい)110番(ひゃくとおばん)相談(そうだん)LINE

【きくところ】こども青少年局(せいしょうねんきょく)こども家庭課(かていか)
TEL:045-671-4288  FAX:045-681-0925

ひとりでなやまないで、まず相談(そうだん)してください
 相談(そうだん)にお金はかかりませんが、電話の通話料(つうわりょう)がかかることがあります。

相談(そうだん)できるところ
連絡先(れんらくさき)	受付時間(うけつけじかん)
人権相談(じんけんそうだん)(市民局(しみんきょく)市民相談室(しみんそうだんしつ))
TEL:045-671-2306
水よう13:00~16:00 前もって電話で予約(よやく)し、じっさいに会って相談(そうだん)(祝日(しゅくじつ)・休日(きゅうじつ)、年末年始(ねんまつねんし)はお休み)
みんなの人権(じんけん)110番(ひゃくとおばん)(横浜地方法務局(よこはまちほうほうむきょく))
TEL:0570-003-110
TEL: 045-641-7926
月~金よう8:30~17:15(祝日(しゅくじつ)・休日(きゅうじつ)、年末年始(ねんまつねんし)はお休み)
子どもの人権(じんけん)110番(ひゃくとおばん)(横浜地方法務局(よこはまちほうほうむきょく))
TEL: 0120-007-110
TEL: 045-226-5582	
女性(じょせい)の人権(じんけん)ホットライン(横浜地方法務局(よこはまちほうほうむきょく))
TEL: 0570-070-810
TEL: 045-226-5581	
外国語(がいこくご)人権相談(じんけんそうだん)ダイヤル“Foreign-language Human Rights Hotline”(法務省(ほうむしょう)-Ministry of Justice-)
TEL: 0570-090-911
月~金よう(Weekdays) 9:00~17:00(祝日(しゅくじつ)・休日(きゅうじつ)、年末年始(ねんまつねんし)はお休み)
いじめ110番(ひゃくとおばん)(市教育委員会(しきょういくいいんかい))
TEL: 0120-671-388
毎日、24時間いつでも

人権擁護委員(じんけんようごいいん)を知っていますか?
 「ハラスメントかも知れない」「インターネットで悪口(わるぐち)を書かれてしまった」、このようなとき、どうしますか?
 人権擁護委員(じんけんようごいいん)は、みなさんの人権(じんけん)をまもるために、法律(ほうりつ)にもとづいて、法務大臣(ほうむだいじん)から任(まか)されて仕事をしています。みんなの人権(じんけん)110番(ひゃくとおばん)など、相談窓口(そうだんまどぐち)でみなさんから相談(そうだん)を受(う)けます。現在(げんざい)89人の委員(いいん)が横浜市内(よこはましない)のそれぞれの区(く)で活動(かつどう)しています。
 人権相談(じんけんそうだん)で、人権侵害(じんけんしんがい)があったことがわかれば、法務局(ほうむきょく)の職員(しょくいん)と協力(きょうりょく)して調査(ちょうさ)をします。そして、当事者(とうじしゃ)と話し合ったりして、うまく解決(かいけつ)するようにします。

さまざまな活動(かつどう)をとおして、みなさんの人権(じんけん)についてのなやみや不安(ふあん)を解決(かいけつ)するおてつだいをします。こまったことがあったら、ひとりでなやまないで、ぜひ人権擁護委員(じんけんようごいいん)に相談(そうだん)してください。

横浜市(よこはまし)
人権擁護委員会(じんけんようごいいんかい)
小林 千惠子(こばやし ちえこ) 会長(かいちょう)

 
犯罪被害(はんざいひがい)は、ひとごとではありません

 「犯罪被害(はんざいひがい)」ということばを聞いて、どんなイメージを持ちますか。自分とは関係(かんけい)ないと思っていませんか。
 テレビなどで、毎日のように事件(じけん)や事故(じこ)のニュースを見るでしょう。だれでも犯罪(はんざい)の被害(ひがい)にあうことがあるのです。
 犯罪被害者(はんざいひがいしゃ)、その家族、遺族(いぞく)は、もちろんショックを受けます。しかし、さらに理解(りかい)しないまわりの人からせめられたり、興味(きょうみ)からひどいことを言われたりして、ふつうの生活(せいかつ)がむずかしくなることもあります。まわりの人たちがあたたかく見まもって、気持ちをわかってあげれば、被害者(ひがいしゃ)やその家族が自分たちだけで苦(くる)しむのをふせぐことができます。
 犯罪被害者相談室(はんざいひがいしゃそうだんしつ)では、被害(ひがい)にあった人の相談(そうだん)にのります。また講演会(こうえんかい)など、みんなに考えてもらう活動(かつどう)もしています。自分に何ができるのか、いっしょに考えてみませんか。

犯罪被害者等支援(はんざいひがいしゃとうしえん) 市民講演会(しみんこうえんかい)
【日時(にちじ)】11月17日(水よう)13:30~16:30(翌日(よくじつ)オンライン配信(はいしん)します)
【場所(ばしょ)】港南公会堂(こうなんこうかいどう)
【申(もう)しこみ】電話、ファクス、ウェブページで(最新情報(さいしんじょうほう)はウェブページでたしかめてください。)

横浜市 人権 イベント  検索(けんさく)

犯罪被害(はんざいひがい)についての相談(そうだん) 犯罪被害者相談室(はんざいひがいしゃそうだんしつ)
TEL:045-671-3117  FAX:045-681-5453
【Eメール】sh-cvsoudan@city.yokohama.jp


部落差別(ぶらくさべつ)(同和問題(どうわもんだい))について、考えてみませんか?

 部落差別(ぶらくさべつ)(同和問題(どうわもんだい))は、日本にある人権問題(じんけんもんだい)です。出身地(しゅっしんち)や住んでいるところが特定(とくてい)の地域(ちいき)(同和地区(どうわちく)または被差別部落(ひさべつぶらく)ともいいます)だ、ということを理由(りゆう)にして、結婚(けっこん)を反対(はんたい)されたり、就職(しゅうしょく)で不利(ふり)になったりすることがあるのです。
 自分のまわりで部落差別(ぶらくさべつ)(同和問題(どうわもんだい))のことを聞いたことがなくて、自分には関係(かんけい)ないと思っていませんか。あなたの近くにも、出身地(しゅっしんち)や住んでいるところを知られたくなくて、会話(かいわ)のときにそういう話題(わだい)になるのを心配(しんぱい)している人がいるかもしれません。
 家庭、学校、職場(しょくば)でいいかげんなうわさを聞いて、そのまま信(しん)じていませんか。知らないうちに偏見(へんけん)や思いこみをもって、大切な人や友だちなどを傷(きず)つけているかもしれません。私たちひとりひとりが、部落差別(ぶらくさべつ)(同和問題(どうわもんだい))について、「自分には関係(かんけい)ない」と無関心(むかんしん)にならないように、しっかり自分で考えてみることが大切です。自分で偏見(へんけん)をもっていないか、思いこみをしていないか、よく考えてみましょう。
【きくところ】市民局(しみんきょく)人権課(じんけんか) TEL:045-671-2379  FAX:045-681-5453


ホームレスの人たちの大変(たいへん)な状況(じょうきょう)を、ほんの少し想像(そうぞう)してください

 ホームレスの人たちを、必要(ひつよう)のない存在(そんざい)だといって、その命(いのち)に価値(かち)がないというような意見(いけん)を言う人がいます。直接的(ちょくせつてき)ないやがらせや、暴行(ぼうこう)もくりかえし起きています。それで亡(な)くなった人もいます。そういう事実(じじつ)を知って、あなたはどんなことを感じますか?
 家をなくして路上生活(ろじょうせいかつ)をしなければならない人たちには、さまざまな事情(じじょう)があります。病気になったり、失業(しつぎょう)したり、自分だけではどうにもならないこと、そしてだれにでも起こるかもしれないことが原因(げんいん)かもしれません。ほんの少しの想像力(そうぞうりょく)を使って、大変(たいへん)な状況(じょうきょう)の人たちのことを思ってみてください。自分だけよければという価値観(かちかん)で、ほかの人を低く見てさげすむ社会(しゃかい)は、息(いき)がつまる、みんなが生きづらい社会(しゃかい)です。
 横浜市(よこはまし)では、ホームレスの人たちをたずねて、事情(じじょう)をきいて、路上生活(ろじょうせいかつ)をしなくてすむように、支援(しえん)をしています。これまでのつらい経験(けいけん)から、ほかの人とかかわりたくないという人もいて、なかなか支援(しえん)がむずかしいこともありますが、ねばり強く声(こえ)をかけつづけています。

【きくところ】健康福祉局(けんこうふくしきょく)生活支援課(せいかつしえんか) TEL:045-671-2425  FAX:045-664-0403

介護(かいご)している人も 自分を大切に

 高齢者(こうれいしゃ)がふえるにつれて、介護(かいご)が必要(ひつよう)な人がふえています。家族を介護(かいご)する人も多くなっています。家族を介護(かいご)する人について行われたアンケート※では、精神的(せいしんてき)・身体的(しんたいてき)・経済的(けいざいてき)に大変(たいへん)だと答えた人がたくさんいました。日ごろから「わけもなくイライラしてしまう(49.8%)」「睡眠(すいみん)がたりない(41.8%)」など、とても高い割合(わりあい)で、疲(つか)れを感じている人がいました。家族を介護(かいご)しているたくさんの人が心や体の健康(けんこう)や、経済的(けいざいてき)な問題(もんだい)を心配(しんぱい)しています。
 介護(かいご)する人が仕事や趣味(しゅみ)をとおして社会(しゃかい)とつながっていること、心と体の健康(けんこう)をまもることは、とても大切です。介護(かいご)する人がどうしようもなくなって、高齢者(こうれいしゃ)への虐待(ぎゃくたい)が起きてしまうこともあります。介護(かいご)する人は、ひとりだけでなやまないでください。介護保険制度(かいごほけんせいど)を利用(りよう)してください。地域(ちいき)ケアプラザなどでやっている介護(かいご)する人の集(あつ)まりに参加(さんか)して話をしてください。気持ちが楽(らく)になるかもしれません。介護(かいご)のことでこまったら、自分の地区(ちく)の地域(ちいき)ケアプラザや区役所(くやくしょ)で相談(そうだん)してください。

※アンケートの出どころ:「平成(へいせい)29(2017)年度(ねんど)介護離職防止(かいごりしょくぼうし)の地域(ちいき)モデルを踏(ふ)まえた支援手法(しえんしゅほう)の整備事業(せいびじぎょう)」より

【きくところ】健康福祉局(けんこうふくしきょく)高齢在宅支援課(こうれいざいたくしえんか) TEL:045-671-2405  FAX:045-550-3612


立ち止まって考えよう、インターネット

 SNSなどを使って、自分を表現(ひょうげん)する人がふえています。また世界中の人と情報(じょうほう)や意見(いけん)を交換(こうかん)するために、インターネットが使われています。
 インターネットは気軽(きがる)に使えます。だから、そんなつもりではなくても、だれかをひどく傷(きず)つけるかもしれません。ほかの人の個人情報(こじんじょうほう)を出して、人権問題(じんけんもんだい)になることもあります。悪意(あくい)がある第三者(だいさんしゃ)が、あなたのプライバシーを侵害(しんがい)したり、情報(じょうほう)を悪い目的(もくてき)に使ったりするかもしれません。これはひとごとではないです。あなたも、加害者(かがいしゃ)や被害者(ひがいしゃ)になるかもしれません。
 情報(じょうほう)を発信(はっしん)するとき、送信(そうしん)ボタンをおす前に、立ちどまって考えてください。あなたが書く情報(じょうほう)や意見(いけん)で、だれかが傷(きず)つくことはないでしょうか。また自分が被害(ひがい)にあう可能性(かのうせい)はないでしょうか。あなたがしっかり考えれば、それがだれかを、そしてあなた自身(じしん)をまもることになるかもしれません。

【きくところ】市民局(しみんきょく)人権課(じんけんか) TEL:045-671-2718
FAX:045-681-5453 


なくそう!DV

 DVは、自分の思いどおりにさせようとして、夫婦(ふうふ)や交際相手(こうさいあいて)など、したしい関係(かんけい)のパートナーに暴力(ぼうりょく)をふるうことです。体への暴力(ぼうりょく)だけではなく、精神的(せいしんてき)、経済的(けいざいてき)な暴力(ぼうりょく)、むりやり性的(せいてき)なことをするのもDVです。
 家にいる時間がふえると、パートナーとの関係(かんけい)が変わってくることもあります。つらいときは、ひとりでなやまないで、市(し)のDV相談支援(そうだんしえん)センターに相談(そうだん)してください。

【きくところ】政策局(せいさくきょく)男女共同参画推進課(だんじょきょうどうさんかくすいしんか) TEL:045-671-2017  FAX:045-663-3431

夫(おっと)・妻(つま)など、パートナーからの暴力(ぼうりょく)についての電話相談(でんわそうだん)
横浜(よこはま)DV相談支援(そうだんしえん)センター
TEL: 045-671-4275
月~金よう 9:30~12:00
13:00~16:30
(祝日(しゅくじつ)・年末年始(ねんまつねんし)はお休み)

TEL: 045-865-2040
月~金よう 9:30~20:00
土・日よう、祝日(しゅくじつ) 9:30~16:00
(第(だい)4木ようと年末年始(ねんまつねんし)はお休み)

まずは相談(そうだん)しよう
横浜市(よこはまし)